関東エリアの電力自由化◆地元新電力5社の電気料金を比較

電力自由化によって電気の購入先を自由に選べるようになり、新たな「新電力」が続々参入しています。

特に、今回ご紹介する関東エリアは、新電力を事業者数も多く、特に価格競争は激しいものになっています。

しかし、実際にこれから新電力に乗り換えるにしても、どの電力会社が良いのか?

ということで今回は、関東エリアに注目して、東京エナジーパートナーの電気料金や関東エリアで選べる新電力の電気料金を比較してみようと思います。

関東エリアの電力自由化│5社の電力会社の電気料金を比較

1. 東京電力エナジーパートナーの電気料金プランを簡単解説

東京電力、現在では東京ホールティングスと社名変更し、電気の契約やサービスは「東京電力エナジーパートナー」が小売電気事業を引き継ぎました。対象エリアは、首都圏1都7県および静岡県の富士川以東を供給区域・事業地域としています。

略称は、「東電」や、商号の英文表示の頭文字から「TEPCO(テプコ)」と呼ばれることもあります。

電気料金プランは、

・従量電灯BC

と、従来の料金プランとは別に、電力自由化が導入されて以降、

・スタンダードプラン

 時間帯に関係なく電気を使いたい方向けの料金プラン

・プレミアムプラン

電気のご使用量が多い方におすすめのプラン

・スマートライフプラン

主にオール電化住宅にお住まいの方におすすめの料金プラン

・夜トクプラン

夜間に電気使用量の割合が高くなるほどおトクになるプランになり、関東エリアの方のみ加入できます。

・アクアエナジー100

発電の際にCO2を排出しない水力発電100%のプラン

以上、ピークタイムや利用量に対応できるように5つの料金プランを新たに提供しています。

ここでは、一般的な電気料金「従量電灯B」をご紹介いたします。

従量電灯B

◇従量電灯B

月々の電気料金は、契約の大きさによって決められる「基本料金」と、使用電力量によって計算される「電力量料金」の合計に、再生可能エネルギー発電促進賦課金を加えたものとなります

・基本料金(1契約あたり)

アンペア数 基本料金(税込)
10A 280円80銭
15A 421円20銭
20A 561円60銭
30A 842円40銭
40A 1,123円20銭
50A 1,404円00銭
60A 1,684円80銭

・電力量料金(1kkWhごと)

電力量料金 料金(税込)
最初の120kWhまで(第1段階料金) 19円52銭
120kWhをこえ300kWhまで(第2段階料金) 26円00銭
上記超過(第3段階料金) 30円02銭

また、最低月額料金は、231円55銭/1契約となっています。

以上が、一般的な電気料金プランとなりますが、他のプランを含めて東京エナジーパートナーのWebサイト内に電気料金シミレーションのページが用意されているので、詳しい電気料金はそちらをご利用ください

2. 関東エリアで契約できる新電力の電気料金比較

次に、関東エリアで選べる新電力は数多いのですが、

・東京ガス

・東急パワーサプライ

・昭和シェル石油

・Looopでんき

・HTBエナジー

と、他に挙げられば山ほど新電力事業者はありますが、特におすすめの5事業所を今回ご紹介したいと思います。

東京ガス

・東京ガス

首都圏を中心に都市ガスの供給を手がける東京ガスが提供する新電力です。

東京ガスの電気の対応エリアは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、静岡県の9県となっています。

電気料金プランは、

・ずっとも電気1 

・ずっとも電気2

と、2種類あり、「ずっとも電気1」が一般の家庭向けの料金プランになっています。

特徴として、東京電力の従量電灯Bに該当するプランになり、基本料金は30Aからの契約になり、東京電力の単価と同じですが、電力量料金に関して、

・電力量料金(1kkWhごと)

区分 料金単価(税込) 東京電力(従量電灯B)
最初の140kWhまで 23円24銭 19円52銭
140kWhをこえ350kWhまで 23円45銭 26円00銭
350kWh超過分 25円93銭 30円02銭

このように、使用料が多ければ多いほど単価は安くなり、350kWhを超えた場合で、4円前後安くなります。

また、すでに東京ガスのガスを使っているご家庭で、電気も東京ガスの「ずっとも電気」に契約変更をした場合、毎月の「ずっとも電気」の基本料金から270円割引になります。

また、上記ガスと電気に契約して、さらに東京ガスの提携プロバイダーに変更すると、「東京ガストリプル割引」が適用され、100円~最大300円割引されます。

・東急パワーサプライ

東急パワーサプライは、親会社の東急電鉄が、電力小売事業を担う新電力会社として設立した新電力です。

そのため、対象エリアは東京電力管内のみとなっています。

電気料金プランは、

・従量電灯B

・従量電灯C

・低圧電力

と、3種類に分かれていま。従量電灯Bでは30Aからの契約となり、

・基本料金(1契約あたり)

アンペア数 基本料金(税込) 東京電力(従量電灯B)
30A 788円40銭 842円40銭
40A 1,069円20銭 1,123円20銭
50A 1,296円00銭 1,404円00銭
60A 1,522円80銭 1,684円80銭

・電力量料金(1kkWhごと)

電力量料金 料金(税込) 東京電力(従量電灯B)
最初の120kWhまで 19円41銭 19円52銭
120kWhをこえ300kWhまで 25円88銭 26円00銭
300kWh超過分 28円43銭 30円02銭

と、基本料金、電力量料金ともに安く設定されています。さらに、東急ということで、

TOKYU CARDのポイントサービス:電気料金の最大1%がTOKYU POINTとして貯まる

イッツコム利用料を割引:利用料が毎月最大350円割引

東急線の定期券とセットでお得

と、お得な特典が用意されています。

・昭和シェル石油

ガソリンスタンドの「昭和シェル石油」が提供している新電力です。愛称「昭和シェルの選べる電気」として展開しています。

ガソリンスタンドを始めとする「石油事業」で有名ですが、近年は太陽電池の開発を行うなど、総合エネルギー事業にも力を入れています。

電気料金プランは、

・ガソリンが10円/L安くなる電気プラン

・昼はもちろん夜に差がでる電気

と、名前から何のサービスが分かる料金プランが用意されており、ベースとなる電気料金は東京電力とさほど変わらないものの、

「ガソリンが10円/L安くなる電気」プランは、

給油1Lにつき10円割引してもらえ、毎月上限100Lが対象なので最大年12,000円お得になります。

「昼はもちろん夜に差がでる電気」プランは、

昼の電気料金も安いのですが、電気を多く使う朝と夜の電気料金が安く設定されています。

・Looopでんき

Looopでんきは、沖縄電力以外の9エリアを対象にしている新電力です。

電気料金プランはいたってシンプル、基本料金は0円です。

電力量料金は1種類のみで、おうちプラン関東エリアでは26.00 円/kWhと、これだけ。

使った分だけの支払いとなります

・HTBエナジー

HTBエナジーは、皆さまよくご存じの大手旅行代理店のH.I.S(エイチ・アイ・エス)が設立した新電力です。

使用量や契約アンペアに関係なく、一律5%安くなるという大きな魅力があります。

料金プランは、各地区で愛称があり、関東エリアは「東京大江戸プラン」として、30A(アンペア)以上からの契約になります。

・基本料金(1契約あたり)

アンペア数 料金単価(税込) 東京電力(従量電灯B)
30A 954円18銭 842円40銭
40A 1,272円24銭 1,123円20銭
50A 1,590円30銭 1,404円00銭
60A 1,908円36銭 1,684円80銭

・電力量料金(1kkWhごと)

区分 料金単価(税込) 東京電力(従量電灯B)
最初の120kWhまで 22円37銭 19円52銭
120kWhをこえ300kWhまで 28円24銭 26円00銭
300kWhをこえる分 31円71銭 30円02銭

以上の様に、約5%安く設定されています

3. まとめ

今回は、関東エリアの電力会社の比較として、東京エナジーパートナーの料金プランと新電力5事業者の料金プランをご紹介しましたが、どの事業者が良いと感じましたか?

安さだけを取れば、「Looopでんき」と「HTBエナジー」がおすすめですが、セット割や特典を含めてみると残りの「東京ガス」「東急パワーサプライ」「昭和シェル石油」が断然お得なサービスを展開しています。

実際どこが一番と断言できないので、生活スタイルなどを良く考えて選ぶようにしたいですね。(次ページに写真データがあります)

まとめ

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