九州エリアの電力自由化◆地元新電力4社の電気料金を比較

電力自由化が導入され、新電力に乗り換えた方も多いのではないでしょうか。

また、電力自由化が始まった当初よりも、「新電力」の数も今では400事業所を超え、これからも増え続けることが予想されます

そんな現状の中、これから乗り換えを考えている方にとっては、どの電力会社が良いのか?と、迷いますよね。

九州エリアの電力自由化│4社の電力会社の電気料金を比較

そこで今回は、九州エリアに注目して、九州電力の電気料金や九州エリアで選べる新電力の電気料金を比較してみたいと思います。

1. 九州電力の電気料金プランを簡単解説

九州電力は、九州地方7県(福岡県、長崎県、大分県、佐賀県、宮崎県、熊本県、鹿児島県)および広島県の一部を事業地域とする電力会社です。

九州といえば、「沖縄」も九州のイメージがありますが、沖縄には別に「沖縄電力」があります。

ちなみに、沖縄に新電力はありません。それは、電力自由化後も、離島が多いことから新電力の参入が難しく現在では0なので、沖縄県では電力会社は沖縄電力のみとなっています。

電気料金プランは、

・従量電灯B:一般家庭向け

・従量電灯C:店舗や事務所向け

と、従来のスタンダードプランと、電力自由化後に、

スマートファミリープラン

 従量電灯Bプランと同様に基本料金は契約するアンペア数(10Aから60A)によって変わる

 オプションとして、「2年契約割引」(年間540円)にご加入できる

・スマートビジネスプラン

 従量電灯Cプランと同様に基本料金は契約するkVAごとによって変わる

 使用量が550kWh以上(目安)の利用者の方にメリットがでる可能性がある

・電化でナイト・セレクト21・22・23

 オール電化等の利用者におすすめのプランで、夜間の電力量料金が昼間に比べて割安

種類は、「21」は21時~翌7時、「22」は22時~翌8時、「23」は23時~翌9時、と3種類の中から従来から設定されている標準的な夜間時間帯の利用者の方におすすめです。

と、新たに利用量と時間帯によって選べるプランが提供されておりますが、今回は標準的に「従来電灯B」をご紹介いたします

九州エリアの電力自由化│4社の電力会社の電気料金を比較

◇従量電灯B

九州電力の電気料金は、「基本料金+電力量料金(燃料費調整額を含む)+再生可能エネルギー発電促進賦課金」の合計金額となります。

・基本料金(1契約あたり)

アンペア数 料金単価(税込)
10A 291円60銭
15A 437円40銭
20A 583円20銭
30A 874円80銭
40A 1,166円40銭
50A 1,458円00銭
60A 1,749円60銭

・電力量料金(1kWhごと)

区分 料金単価(税込)
最初の120kWhまで 17円19銭
120kWh超過300kWhまで 22円69銭
300kWh超過分 25円63銭

また、最低月額料金は、309円66銭/1契約と設定されています。

詳しく電気料金を調べたい方は、九州電力のWebサイト上に「料金プラン比較シミュレーション」がありますので、そちらをご利用ください。

2. 九州電力エリアで契約できる新電力の電気料金比較

次に、九州電力エリアで選べる新電力には、

・西部ガス

・ナンワエナジー

・Looopでんき

・HTBエナジー

など、他に挙げれば山ほどありますが、九州電力エリアでおすすめの新電力は以上の通りとなります。

そこで、各社の一般的な料金プランのご紹介と、比較しやすいように九州電力の「従量電灯B」を参考にしたいと思います。

九州エリアの電力自由化│4社の電力会社の電気料金を比較

・西部ガス

西部ガスは、東京ガス・大阪ガス・東邦ガスとともに、日本4大都市ガス会社とされている九州地方に特化したガス会社です。

2016年の電力自由化に合わせて新電力に参入し、現在自社の発電所はありませんが、他の新電力や卸電力市場などから調達して電気を供給しています。

電気料金プランは、

・シングルプラン1

・シングルプラン2

・プラスでんきプラン1

・プラスでんきプラン2

と、4種類に分かれており、「プラスでんきプラン」が西部ガスとセット、「シングルプラン」が電気のみ、という区分になっています。

今回は、「プラスでんきプラン1」をご紹介いたします。

・基本料金(1契約あたり)

アンペア数 料金単価(税込) 九州電力(従量電灯B)
30A 750円00銭 874円80銭
40A 940円00銭 1,166円40銭
50A 1,110円00銭 1,458円00銭
60A 1,250円00銭 1,749円60銭

・電力量料金(1kWhごと)

区分 料金単価(税込) 九州電力(従量電灯B)
最初の120kWhまで 17円13銭 17円19銭
120kWh超過300kWhまで 22円63銭 22円69銭
300kWh超過分 25円57銭 25円63銭

このように、西部ガスをご利用のご家庭では、プラスでんきプラン1の60Aに契約した場合、基本料金だけで年間で約6,000円の節約になります。また、電気料金の支払い200円ごとにTポイントが1ポイントつくようです。

・ナンワエナジー

「ナンワエナジー」は、鹿児島県に本社を置く新電力です。親会社に㈱南和があり、その電力事業部が分社化され「ナンワエナジー」が新電力として発足しました。

ナンワエナジーは、鹿児島をはじめ、九州各地の地方自治体や企業に電気を供給しており、九州電力の電力を供給しているエリア全域となっています

電気料金プランは、

・スタンダードM

・スタンダードL

・ビズスタンダード

と、大きくは3種類あり、スタンダードMが一般家庭用プランとなっています。

・基本料金(1契約あたり)

アンペア数 料金単価(税込) 九州電力(従量電灯B)
30A 820円60銭 874円80銭
40A 1,049円80銭 1,166円40銭
50A 1,312円20銭 1,458円00銭
60A 1,574円60銭 1,749円60銭

・電力量料金(1kWhごと)

区分 ~120kWh 120kWh~300kWh 300kWh~
30A 17円11銭 22円56銭 24円80銭
40A
50A 16円96銭 21円50銭 24円29銭
60A 23円01銭
九州電力 17円19銭 22円69銭 25円63銭

このように、細かく設定されていますが、60Aで300kWh以上お使いの場合、約10%の電気代の節約が可能です。

・Looopでんき

Looopでんきは、沖縄電力以外の全国9エリアを対象にしている新電力です。

電気料金プランは、基本料金は0円

これは、九州エリアだけではなく、全てのエリアで基本料金は無料になっています。

電力量料金は1種類のみで、おうちプラン(九州エリア)では23.00 円/kWhと、これだけ。

要は、使った分だけの支払いとなります

・HTBエナジー

HTBエナジーは、皆さまよくご存じの大手旅行代理店のH.I.S(エイチ・アイ・エス)が設立した新電力です。

使用量や契約アンペアに関係なく、一律5%安くなるという大きな魅力があります。

料金プランは、各地区で愛称があり、九州エリアでは「九州めんたいこプラン」として、30A(アンペア)以上からの契約になります。

・基本料金(1契約あたり)

アンペア数 料金単価(税込) 九州電力(従量電灯B)
30A 831円06銭 874円80銭
40A 1,108円08銭 1,166円40銭
50A 1,385円10銭 1,458円00銭
60A 1,662円12銭 1,749円60銭

・電力量料金(1kkWhごと)

区分 料金単価(税込) 九州電力(従量電灯B)
最初の120kWhまで 16円28銭 17円19銭
120kWhをこえ300kWhまで 21円50銭 22円69銭
300kWhをこえる分 24円30銭 25円63銭

以上の様に、基本料金、電力量料金ともに、5%単価を安く設定しています

3. まとめ

九州エリアの選べる電力会社をご紹介しましたが、電気料金の安さなら「Looopでんき」と「HTBエナジー」がおすすめです。

ですが、九州電力エリアにおいては、「西部ガス」が一番お得だと感じます。

九州地方では、ガスに関して西部ガスを利用しているご家庭が多いことから、セットで利用した方がお得になり、さらに毎月のお支払いも便利になるかと思います。

また、鹿児島にお住まいの方は、「ナンワエナジー」という選択肢もあります。

九州電力でも新たな料金プランを提供しているので、料金や使い勝手などを総合的に考えて、ベストな電力会社を選びたいですね。

九州エリアの電力自由化│4社の電力会社の電気料金を比較

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